自然光が入り込む、装飾パネルの製作
元々、窓際に組まれた木枠のパネルに、海外物の手漉き紙を貼ってありました。素材が紙の為、すぐに劣化します。劣化の度に貼り変えるのが大変との事でした。貼り替えをしないですむように考えたのは透明パネルに、手漉き紙をスキャニングし、インクジェットでプリントして、パネルに仕上げました。
EPSON S80650は熱ヒーターがついているのでインクの乾燥はとても速いのですが、それでも乾きが不安定だったので、扇風機でしっかり乾燥させました。
劣化でパリパリになってしまっている為、苦戦しながらも、手漉き紙を全て取り除きました。
パネルは1列ずつ作りました。ズレないように慎重に・・・
木枠と窓ガラスの隙間が5cmぐらいしかないので取付も困難でしたが、なんとか貼る事ができました。
少し離れれば手漉き紙の風合いもちゃんと感じられます。光が反射しないようにマットラミネート加工をしています。
側面8列、正面12列、全部で20列仕上げました。
befor↓これは手漉き紙の状態の時です。色合いは少し柔らかいです。↓
after↓インクジェット透明出力、コモグラスパネル仕上げです↓色合いは若干濃いです
光を通す為、日中は自然光でも十分に柄が浮き立ちます。夜の営業時間は中からの光が外へ・・・
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